fromte’s diary

つらつらと日常を。思ったことを。感じたことを。素直に綴る場所。

テルーの唄

夕闇迫る雲の上 いつも一羽で飛んでいる
鷹はきっと悲しかろう
音も途絶えた風の中 雲を掴んだその翼
休めることはできなくて

心を何にたとえよう 鷹のようなこの心
心を何にたとえよう 空を舞うような悲しさを

雨のそぼ降る岩陰に いつも小さく咲いている
花はきっと切なかろう
色もかすんだ雨の中 薄桃色の花びらを
愛でてくれる手もなくて

心を何にたとえよう 花のようなこの心
心を何にたとえよう 雨に打たれる切なさを

人影絶えた野の道を 私とともに歩んでる
あなたもきっと寂しかろう
無視の囁く草原(くさはら)を ともに道行く人だけど
絶えて物言うこともなく

心を何にたとえよう 一人道行くこの心
心を何にたとえよう 一人ぼっちの寂しさを



なにか、じーんと来るものがあったのでかいてみました。
なんていうか、孤独感みたいなのを表してる感じ。
少し前までのあたしは、こんな感じだったのかもしれない。
なんとなく、寂しくて、でも言えなくて。
無理して、疲れて、それでも無理して・・・
今は、・・・今もないこともないけど、
人間生きてる以上孤独感は付きまとうと思うし、
みんながみんな、それぞれの考え感性をもって生きている。
それは、本人にもわからない部分て言うのもあって、それを他人が完全に理解することはできないし、また、本人も同じようにできないと思う。なんか、共感とかは、その思ったほんの一部が一致することじゃないのかな。でも、そのほんのすこしの共通点が嬉しく感じるものだと思う。
自分だけじゃない、と、その嬉しさ、喜びも孤独を感じてるからこそ思うものだと思う。

でも、孤独孤独だ、自分は一人だとおもっていても、周りにはたくさんの人がいて、実際自分じゃないからそりゃー、寂しさは残るだろうけど、みんながいるから、周りに人がいてくれるから生きてられるんだと思う。

この歌詞の鷹にも、鷹の仲間はまわりにいなかったとしても、自分の周りには空があって地があって太陽があって、沈んでも月が出てくる。まわりが真っ暗で、なにも見えなくなっても、きっと手を伸ばせばだれかいてくれる。そんな気がする今日この頃。