fromte’s diary

つらつらと日常を。思ったことを。感じたことを。素直に綴る場所。

わたしが「うつ」の体験を生かした特化ブログをやめたわけ

今回は、ブログの倫理観とか正義感とかそんな話。

 

わたしは、今、文字を書く媒体たくさん持っています。

はてブ

・雑記ブログ

ツイッター四つ

・note

・yaplog

 

わぁ、いっぱーい。いっぱーい('ω')ノ

 

そして、もう一つ、ブログ持ってました。

ワードプレスで。

しかも、グーグルアドセンスも取り終わったブログ。

 

それを、最近夫に譲り渡しました。

記事を、ざーっと下書きに戻して、ざざっと譲り渡しました。

そのブログは、「うつ」精神疾患」「こころ」「心理学」に関する特化ブログにする予定でした。

 

予定でした。

予定でした。

 

10記事くらい書いて、やめました(笑)

 

ちょっと、そのことについて、思うことがあったので、今日はここに書き残しておきますっ♬

 

 

 

 

うつ特化ブログを始めようと思った理由

「うつ」特化ブログを始めようと思ったのは、

・私が精神科OTであったこと

・割とメジャーな精神疾患をざざっと経験してきたこと

精神疾患乗り越えて、精神科で働いていたこと

・心理学、哲学あたりも勉強してきたこと

があったので、誰かの力になれるかなと思って、はじめました。

 

 

あと、もう一つ大切な理由があります。

私が18の頃から、約9年間続けたyaplogは、私のうつの体験記であり、闘病記であり、それを乗り越えたすべて、私のナラティブが、本気で、どうでもいいことまで書かれています。

 

それを書き続けたのは、18歳で大学に入って、精神科OTになりたいと志し、その中で「うつ病」になり、死ぬかと思う中、「この経験を絶対に生かしてやる」「絶対強みに変えてやる」という不屈の精神の元、書き続けたブログだったからです。

 

まさに、「うつ病」で、生きる目的を失いかけて、「死にたい…」って思っていた時に、「生きる目的」にしていたブログです。そこでの交流もありました。

どうでもいいこと、ほんとに死にそうな時、同じように「うつ病」になっている薫さんという方とコメントをし合う仲になりました。

 

まぁ、そんな過去のログがあったのもあり、私が乗り越えてきた道のりもあり、「うつ」の人に乗り越えられた私からできることがあるのではないかと思っていました。だから、特化ブログを立てようと思いました。

 

うつ特化ブログを辞めた理由

うつ特化ブログは10記事くらいで、敢え無くやめることとなりました。

グーグルアップデートとか、健康系だからとかそんな理由ではないです。

まぁ、過去を振り返るのがつらかったというのは、一つの理由なのですが、そうではない決定的な理由がそこにはありました。

 

「責任が持てない」

 

まさに、これ。

うつの人、精神疾患の人に向けて、アドバイスする記事を書きますよね。心理学から見て、悩んでいる人に記事を書きますよね。悩んでいるママさんに向けて、あるいは、子どもが「うつ」になっている人に向けて、書きますよね。

 

責任が持てないからやめました。

精神科OTさんが言っているんだ、と思って、ツイッターで質問してくださる方もいました。

私が、諸々の精神疾患や、家族関係の問題を乗り越えたプロフィールに励まされたと言ってくれる方もいました。

 

でも、そんな方たちからの、質問に私が耐えられませんでした。

 

だって、責任持てないから。

その人の、生活してきた背景や、どんな人なのか、どんな風に話をする人なのか、ネット上では、何も分からない。

 

  • そんな中で、私の記事を読む。
  • そして、行動する。
  • そして、失敗するかもしれない。何かが起こるかもしれない。

 

「責任持てない!」

 

めちゃくちゃ怖くなって、やめました。

 

 

  • コメント欄しめちゃえばいいじゃん
  • ツイッターでの質問は受け付けなきゃいいじゃん
  • 精神科OTって名乗らなきゃいいじゃん

 

そんなことを思った瞬間もありました。

でも、記事を書いた以上、そこに責任が発生してしまうような気がして、怖くなってやめました。

 

 

うつの時って、

  • 判断力が鈍る
  • 思考が緩慢になる
  • 死にたくなる

 

まぁ、色々ありますけど、うつの時の行動ってろくなもんじゃないです。

そんな人を対象に、発信することめちゃくちゃ怖いです。

 

仕事をしていても、自分の行動やしぐさ、言葉1つまで、注意を払って、それにどういう表情変化をしたか、どういう言葉遣いで何を返答してきたか、身体のこわばりがあったか、その日の入院生活はどうだったか、色々と情報収集しながら仕事をするものです。

 

それなのに、ネット上で、安易に自分の専門分野で発信するとか恐ろしすぎる。

適当な記事に振り回されている人がたくさんいるのは嫌だけど、自分もそうなるんじゃないかと思うと、怖かったから、辞めました。

 

 

怖いなら、エビデンスがあればいいのか

こんなに、怖がるのは何故なのか。

専門家なのに、経験もあるのに、こんなに怖がるのは何故なのか。

論文ひっぱってきて、勝手に読んでもらえばいいじゃん。

相手も、そこまで真剣に読まないでしょ。

 

 

それも、一理あります。

さらっと、流し読みして、都合のいい所だけつまみ食いしていく人がたくさんいるでしょう。

 

論文引っ張ってきて、リンク貼っておけば、読んでくれる人もいるかもしれません。

 

でもね。論文だからって、正しいとは限らない。

 

  • その論文、いつの論文?
  • その論文、本当に正しい手順踏んで研究してる?
  • その論文、本当に正しい解析してる?
  • その論文、解析した結果をゆがめずに解釈してる?

 

論文だから、有名な大学だから、有名な教授だから、そんなことで信頼できるものではないです。

 

エビデンスってそんな簡単なものじゃないんですよね。

 

全部の論文を読み込んで、本当に正しいのか考えて、引っ張ってくるなんて到底できたものでもないです。労力と、あたま的に。むーーーりっ('ω')

 

 

医療の世界では、EBMというが基本

 

医療の世界では、Evidence Based Medicine(エビデンス・ベースド・メディスン)というのが基本。

エビデンスに基づいた医療を提供しましょうってやつです。

 

これがないと、なんのこっちゃになりますよね。

病院行って、エビデンスなしに、医療だよ~って施されたら、注射されたら、な~んとなく、点滴打たれたら、たまったもんじゃないですよね('ω')

 

いや、ほんと。

 

 

ただね、医療って完璧じゃないの。

だって、人間がやってるんだもん。

だって、人間が調べてるんだもん。

 

限界があるの。

分からないことの方が、多いの。

分からないことだらけなの。

 

 

だから、ブログでの発信もね、同じじゃんって思うこともあったよ。

EBMじゃないことだってある、個人の発信が、意図していないところで、いいふうに働くことだってある。

 

でも、適当な情報発信をして、命を危険にさらすのは、倫理的に私は無理ってなった、正義感的にも無理。何か売ろうとしているわけでもないけど無理!('ω')

 

私にはできないー!って思った。

 

でも、昨日は、なんか、ふーっと、お手紙を書くように書けたんです。たった一人のために。 

 

 

temtam-blog.com

 

 

だから、たった一人のためだから、ツイッターでも更新情報としてはあげない('ω')

そして、なんていうか、論文って言うより、「笑って、適度に運動して、ストレス溜め込まずに元気でね。」っていう感じで、笑いの睡眠への効果」とかいう論文を、ぶちこむことで、笑ってくれればいいや~っていう意図で書いたんです(笑)

 

笑いの睡眠への効果」は、笑えるので、論文としては割とおすすめ。イラストとかほんとに笑える。

 

まぁ、あと、心理学的な他の要素も盛り込んだんだけど、それは、語り出すとキリがないので('ω')とりあえず今日は割愛。

 

知識とかどうでもいいけど、とりあえず、アイキャッチの猫の画像見て癒されてくださいね。くらいの気持ちでした('ω')ノ>>>猫好きっぽかったので。知らないけど。

 

要約すると

ちょっと論文は古いですけど、

夜遅くまで勉強してると寝つき悪くなるし、交感神経優位になるし、運動不足だと自律神経系おかしくなるし、頑張りすぎるとストレスたまるし、就職活動はストレスたまるし、そろそろ5月病って言っていいくらいの時期じゃないのかな、疲れてないですかね。

まぁ、猫の写真見て、くだらない論文でも読んで笑ってね~。

 

って感じで書いたんです('ω')

そんな感じで書いたらいいのかなぁ。

まぁ、どっちにしても、健康系で上位狙うのは、私のメンタル的に無理。こわい(笑)お願い読まないでって思いながら、書けないじゃんね。

 

今、書いてる雑記ブログに医療系の記事載せてるじゃん

今の雑記ブログも、医療系の記事載せてます。

矛盾してるじゃんっていうとこなのですが、ことあるごとに、「個人の体験です」「私の感想です」ってめちゃ書いています。

内容も、論文論文してなくて、きちっとした感じじゃない感じ(なんだそれ)で、個人の日記ですよ~くらいの雰囲気をだして、書いています(大真面目)。

 

 

闘病ブログで、ASP書く気はさらさらないよ。

ブログを始めて3か月くらい経った頃、癌の闘病記を活かして、ASPしている人にツイッターで出会いました。

グループに入って、お話ししていたりしたのですが、どうも、「青汁」を売り込みたいらしい。闘病記から、どうしても「青汁」のASPに繋げたいらしい。

 

その、やり取りを見ていて、

「青汁飲んだんですか?」

って聞いたら、飲んでないって。

 

闘病ブログで、自分が経験していないもので、売り込む記事を必死に書いている姿を見て、私、どんどん病んでいきました(; ・`д・´)

 

あれ…わたしが頭おかしいのかな。

この人、なんで、自分が癌になって、休職中なのに、なんで青汁売りつけてるの?Wi-Fi売りつけてるの?なんで?あれ?なんで?私の頭おかしいのかな(; ・`д・´)

 

  • あれ…ブログって、そういうことするのかな。
  • あれ、みんなツイッターを頑張るって言ってるよ。
  • あれ…ネガティブなこと発信したらいけないって言ってるよ。
  • どうでもいいツイートとか誰得?とか言ってる。
  • せっかくフォローしたのに、フォローを外すとか、人間出来てないとか言ってる人いる。めっちゃ「いいね」ついてる。
  • フォロワーさん感謝祭とかやってる
  • フォロワーさん多い方がいいの?なんなの?
  • なんで、こんなフォロワーさん増えてるの、こわっ、ていうか、監視されてるみたい。こわっ。

 

みたいにどんどん病んでいって、頭が宇宙まで吹っ飛ぶんじゃないかと思うほど考え込みました。

 

だから、ここをゆるゆるとたまーに楽しいなぁって思うことにだけ反応してくれる人がいて、ゆる~っとコメントがついて、アクセスゼロの日が、いぱーいで自分のための居場所が楽なんです。

 

この間、写真を乗っけたら、アクセス0の日が多めなこのブログのアクセスが10くらいになりました。

死ぬほどびっくりして、一気に記事を下げました(; ・`д・´)

 

目が飛び出るかと思った。

 

 

まぁ、とにかく、私の「うつ」特化ブログのドメインは、夫のゆるゆるブログになる運命です(笑)

 

ここまで読んでくれたあなた、ありがとうございます。

「ぬりごこち ぬりえ」でこっそり検索してみてください。

 

 

じゃぁねっ('ω')ノ